【体験談】お風呂の水道代を賢く節約した方法

水道代って本当にバカにならないですよね。
地域によって水の使用料と下水処理料と言うのでしょうか?
かなり差があると聞きますが、はっきり言って私の住む市は、かなり高いほうだと思います。
なので、やはり光熱費、特に水道代は少しでも安くしたいという思いがあります。
かと言って、洗い物をシンクの中の、水を溜めておいた桶に入れておいて、夜に一気に洗う、トイレタンクの中に水を入れたペットボトルを入れておく、といったやり方はなんとなく面倒で、できればやりたくありません。

 

そもそも我が家はタンクレスタイプのトイレなので、トイレ関係で水道代を節約することはほぼ出来ないと言えます。
そこで、いま一番水やお湯を使っているのはどこだと考えた時、出た答えはやはりお風呂です。

お風呂に入るときのルール

我が家は健康のために、冬場はもちろんのこと、夏場の暑い暑い汗だくの日でも、必ず湯船にお湯をためて入浴することにしています。
夏場はシャワーだけでいいんじゃないかと言われることもありますが、毎日入浴することで血行が良くなり病気にかからなくなるそうで、子供たちにも必ず入るように勧めていました。

 

しかしやはり、毎日のことですのでさすがに水道代はかさみます。
まだ子供が小さかった時は一緒に入っていたので、シャワーもそんなに使っていませんでしたが、さすがに一人でもお風呂に入るようになると、タオルで体を擦るときにシャワーは出しっぱなし、ふざけて湯船のお湯が減っていて、また足したりと、無駄な使用が目立つようになりました。

 

そこで私は、水道代の節約を実現すべく、家族が揃っている日は必ず全員でお風呂に入るというルールを作りました。
そうすることによって、子供たちが無駄にシャワーを出しっぱなしにすることも、ふざけて湯船のお湯を撒き散らすこともなくなります。

 

そしてなにより水道代を減らす一番の効果は、湯船に溜めるお湯が半分で済む!ということです。

誰でも一度は経験したことがあると思いますが、一人でたっぷりとお湯のはった湯船に浸かっていて、あとから家族が入ってきて一緒に浸かったとたんに、お湯の水位が湯船の許容量を越えて、ざっぱーんっと勢いよく流れ出てしまうという光景。
そもそも人がたくさん入ることを見越して、お湯を溜める量を極力減らして入れておくと、家族四人が同時に入って、むしろちょうど肩まで浸かれるくらいになるのです。
水道代の節約になる上に、家族の団らんのいい機会になります。
我が家の場合は子供が二人で、二人ともまだ親と一緒にお風呂に入ることを嫌がる年齢ではありませんので、むしろこのお風呂タイムを楽しみにしてくれています。

 

このお風呂のお湯半分作戦によって、家族四人、毎日たっぷりお風呂にお湯をはって水道使用料と下水処理料含めて毎月7000円程払っていたところ、5000円と少しにまで節約することができました。
たかだか2000円と思われるかもしれませんが、毎月のことですので、この差はかなり大きいです。

 

お風呂の湯を半分にするデメリット

このお風呂のお湯半分作戦のデメリットとしては、家族が四人きちんと揃っている時はなんの問題もないのですが、誰かの帰宅が遅くなってやむをえず一人ぼっちで入浴しなければならなくなった場合、湯船のお湯が少なすぎて半身浴状態になっており、わざわざ体を寝かせるような体勢にならなければ肩までお湯に浸かれないため、冬場は非常に寒い思いをするということです。
いまのところこのような悲しい目に遭うのは、どうしても仕事で残業がある夫だけなのですが…。

 

どうしても冬場、仕事で疲れて帰って、お湯に浸かりたい!という場合は、自由にお湯は追加してもらっています。
さすがに、そこまで節約を強要してしまうと、ストレスになってしまいます。

 

あくまでも節約は、楽しみながらやるスタンスのものであって、家族が誰か一人でも苦痛になってしまっては意味がないと思います。
不満が生まれて、本来ゆっくりとくつろげる場所であるはずのお家が、居心地の悪い場所になるくらいなら、節約などしないほうがいいとすら思います。
ただ、基本的に家族が仲良く、夜も家族全員が揃っていることが多いというご家庭は、この節約法によって家族で過ごす時間が増えたことで会話も増えたので、この節約法はとても有効だと思います。
将来的に、子供たちが思春期になって、親とお風呂に入ることを嫌がったり、部活や友達との約束などで、夜に家族全員が揃うことが無くなってくるときが来るでしょう。
そう思うと、このお風呂のお湯半分作戦は、あくまで子供がまだ小さい時期の、期間限定での水道代節約法になりますね。

 

まとめ

たった少しの金額でも、塵も積もれば莫大な額になります。
ほんの少しの心がけで水道代が下がるなら、やらない手はないかと思います。
お風呂のお湯を半分にし、家族がみんなでお風呂に入るという方法は、水道代も下がり、ふれ合いが増え家族の絆も深まる、まさに一石二鳥な節約法です。

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