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1年で7万円以上の節約!LINEモバイルで携帯料金を大幅削減!

月々の固定費の中でも大きな割合を占める携帯料金ですが、みなさんはいくら支払っていますか?

携帯料金は平均で7,000円〜9,000円と言われており、機種代を含めたら優に1万円を超えてしまいます。

年間で平均10万円支払っていることになります。

さらに、近年スマートフォンは著しく進化していますが、その一方でスマートフォン本体料金が10万円を超える場合があります。

これはかなりの出費になりますよね?

そんな出費を抑えるためにおすすめしたいのが、格安SIMです。

今回は格安SIMの中でも、ソフトバンク回線がスタートしたばかりのLINEモバイルについて、実際に契約してみたのでご紹介したいと思います。

 

格安SIMに乗り換えるまでの経緯

私は以前、大手キャリアであるソフトバンクに契約していました。

格安SIMが世に浸透する前から契約していたので、そのまま継続し続けたという感じです。

多くの方が特に何も考えず、現在の契約内容を昔からそのまま継続しているのではないでしょうか?

 

しかし、結婚を機に多くのお金が必要になり、固定費を改めることにしました。

結婚するために何百万も飛んでしまうので・・・。

そこで目を付けたのが、携帯料金です。

携帯料金は明細を見ても、これなんの料金やっけ?と思うものばかりです。

 

下記の写真は私が実際にソフトバンクを解約した際に、契約していたプランの明細です。

 

契約したのが7年前とかでしたので、ほぼ謎の項目ばかりです(笑)

もっと安くできないかな〜と思っていた矢先、会社の同僚が携帯料金に1,000円程度しかかけていないことを聞きました。

それが格安SIMによるものでした。

ということで格安SIMへの乗り換えを検討し始め、最終LINEモバイルに乗り換えを決めました。

ちなみに、私がLINEモバイルに決めた1番の理由は、ソフトバンク回線を利用できる格安SIMであるという点でした。

 

LINEモバイルの特徴

データフリー機能

LINEモバイルの最大の特徴は、データフリー機能です。

データフリー機能とは、決められたSNS機能、音楽機能に限り、通信量がかからないという機能です。

サービス アイコン
LINE
Facebook
Twitter
Instagram
LINE MUSIC

今時なサービスの通信量がかからないようになっていますね!

仮にデータ通信に制限がかかっても、これらに通信制限はかからないのでいつでもサクサク使用できます!

 

通話料金は高くも安くもない

基本料金が安いと、他のサービスの値段が高いんちゃうの?と思うこともあると思います。

携帯電話にはもちろん外せない通話料金ですが、LINEモバイルは30秒20円となっています。

私が契約していたソフトバンクも30秒20円(他のキャリアへの通話)でした。

 

しかし、LINEモバイルにはいつでも電話というアプリがあります。

いつでも電話を使用すると、なんと30秒10円で通話することができます。

もちろん、アプリは無料でインストールすることができます!

契約したら使用しないわけがないですよね!

 

しかし、大手キャリアの場合、通話に関しては様々なサービスがあります。

例えばソフトバンクの場合、1時〜21時まではソフトバンク同士の通話料金が無料などのサービスがあります。

LINEモバイルには880円で10分の通話料金が無料ですが、やはり大手キャリアよりはサービスが充実していません。

節約を重視していれば問題ないと思いますが、こういったデメリットがあることも覚えておきましょう。

 

テザリングが無料

スマートフォンをWi-Fiとして使用できるテザリングですが、なんとLINEモバイルでは無料で使用することができます!

ソフトバンクでは、最初の2年間は無料というサービスが付いていたものの、以降は1ヶ月500円となっていました。

これが、LINEモバイルでは月額料金なしで使用できます!

普段からテザリングを使用される方は嬉しいサービスですね。

しかし、格安SIMを契約する方は基本的にデータ通信量を少なくする傾向がありますので、使いすぎには注意が必要です。

 

LINEモバイルの契約プランは3つ

LINEモバイルに限らず、格安SIMを契約することで携帯料金を大幅に削減することができます。

さらに、プラン次第ではさらに料金を下げることができます。

LINEモバイルの場合、3つの料金プランがあります。

プラン数としては多くないですが、シンプルな内容となっているので、それぞれの特徴を理解してお好みのプランを選択しましょう。

 

LINEモバイルのプランを選定するポイントは下記3つあります。

①データフリー対象サービス
②データ容量
③音声通話の有無

 

①データフリー対象サービス

プランによって、通信量がかからないサービスが変わります。

LINEだけで十分という方は、LINEだけがデータフリーのプランを選ぶことができます。

データフリーの対象が少ないほど、料金も安価になります。

 

②データ容量

月々に使用できるデータ通信量です。

契約通信量を超えると低速になるので、普段から使用する通信量を把握しておきましょう。

 

③音声通話の有無

通話をするかしないかの違いです。

電話番号がなくなるということですね。

基本は付ける人が多いと思いますが、通話はガラケーでするなど、携帯電話を2台持ちする方は音声通話無しの場合もあります。

 

以上のことを踏まえ、LINEモバイルの3つのプランを見ていきましょう!

 

LINEフリープラン

データフリーの対象がLINEのみのプランです。

他のサービスはあまり使用しない方におすすめのプランとなります。

データフリー対象 データ容量 音声通話なし料金 音声通話あり料金
LINE 1GB 月額620円 月額1,200円

気をつけたい点としては、データ通信容量が1GBしか選択できないという点です。

1GBはかなり少ない容量ですが、節約を極めたい方にはおすすめかもしれませんね。

 

コミュニケーションフリープラン

データフリーの対象サービスがLINEフリープランから増えたものになります。

データフリー対象 データ容量 音声通話なし料金 音声通話あり料金
LINE
Twitter
Facebook
Instagram
3GB 月額1,100円 月額1,690円
5GB 月額1,640円 月額2,220円
7GB 月額2,300円 月額2,880円
10GB 月額2,640円 月額3,220円

2番目に安いプランとなっており、データ容量も4種類から選ぶことができます。

非常に安価で一番人気のあるプランです。

 

MUSIC+プラン

LINE MUSICを追加したプランです。

データフリー対象 データ容量 音声通話なし料金 音声通話あり料金
LINE
Twitter
Facebook
Instagram
LINE MUSIC
3GB 月額1,810円 月額2,390円
5GB 月額2,140円 月額2,720円
7GB 月額2,700円 月額3,280円
10GB 月額2,940円 月額3,520円

少し料金は上がってしまいますが、音楽をよく聞かれる方におすすめのプランです。

格安SIMにしては高めなので、あまりおすすめはできないプランとなっています。

 

気をつけたい点としては、LINE MUSICの月額利用料金750円が無料になるというわけではない点です。

さらに月額料金がかかるので、注意するようにしましょう。

 

実際にLINEモバイルを契約

データ容量の選択肢が多いコミュニケーションフリープランを契約

私が契約したのはコミュニケーションフリープランです。

普段はSNSを使用しないのでLINEフリープランでもよかったですが、データ容量が1GBしかないのが難点でした。

契約内容詳細は下記の通りです。

筆者の契約内容

  • コミュニケーションプラン
  • データ容量3GB
  • 音声通話あり
  • 月額料金1,690円

契約は店頭でもネットからでも可能です。

しかし、LINEモバイルはまだ発展途上なので、契約できる店舗が少ないです。

なお、店舗は公式サイトから確認することができます。

 

ここで気を付けたいことは、店頭で契約ができる店舗とできない店舗がある点です。

例えば、少し小さめの家電量販店に行くと、店頭で契約はできず、エントリーしかできない場合があります。

つまり、結局は自分でネット上から契約するということです。

ネット上の契約は店頭契約と異なり、必要事項の説明などを店員から受けることができない難点があります。

 

私は店頭契約に対応しているヨドバシカメラで契約をしました。

格安SIMが初めての方や不安のある方、十分な説明を受けたい方は、店頭契約に対応している店舗に行きましょう。

 

乗り換え手続きは短時間で完了

携帯電話関係の手続きって、かなり時間がかかりますよね?

私の場合、店頭でLINEモバイルに乗り換えましたが、約1時間で手続きが完了しました。

 

早く手続きを完了させるために事前にしておくべきことは、乗り換え前のキャリアへ乗り換えする旨の連絡をすることです。

電話番号を引き継ぐ場合は、この連絡のときにMNP予約番号を聞く必要があります。

もしMNP予約番号を事前に取得していない場合は、契約時にその場で電話等するように促されます。

ちなみに私はソフトバンクからの乗り換えでしたが、ヨドバシカメラにソフトバンクが入っているので、MNP予約番号を取得していない場合は、その場にソフトバンクの店員が来てくれてMNP予約番号の取得をしてくれます。

 

ちなみにMNP予約番号とは、携帯電話を乗り換える際に、必要な番号です。

乗り換え先にこの番号を伝えることにより、同じ電話番号を乗り換え先でも使用することができます。

なお、MNP予約番号の取得には一般的に3,000円程度の料金が発生します。

 

色々説明を聞いて手続きが完了すると、SIMカードがもらえます。

SIMカードを入れ替え、最後にマニュアルを見ながら設定をすることで、乗り換え完了です。

この設定もシンプルなので、誰でも簡単に行えます。

 

年間約75,600円の節約

LINEモバイルを契約後、初めての月額料金支払いです。

現在はキャンペーンで900円の割引が適用されており、音声通話料込みで1,039円となりました。

今は新居を探したり結婚式の準備をしたりで、音声通話料が少しかかり気味です。笑

しかしご覧の通り、ほんとにこれだけしか月額料金がかからないのです。

 

他にも下記のようなオプションを付けることも可能です。

オプション 月額料金
端末保証オプション 持込端末:500円
LINEモバイルウェブサイトで購入した端末:450円
Wi-Fiオプション 200円
全国49,000箇所のスポット
ウイルスバスターオプション 420円
最大3台まで
フィルタリングアプリ 無料
10分電話かけ放題オプション 880円

 

私は特にオプションを付けていないので、音声通話料込みで毎月約1,700円です。

月々支払っていた携帯料金の9,000円が1,700円まで削減することができ、毎月約6,300円の節約、年間で約75,600円の節約となりました。

 

節約というのは積み重なって実感していくことが多いです。

例えば、こまめに節電することで年間数千円の節約にはなりますが、格安SIMに乗り換えると年間で75,600円と、短期間でかなりの節約になります。

短期間で節約したい場合は、格安SIMに乗り換えると手っ取り早いです。

 

しかし、ここで注意したいことは、格安SIMは乗り換え前のキャリアの解約手数料を立て替えてくれないということです。

大手キャリアの場合、携帯は2年契約であることが多く、更新期間も2ヶ月程度しかありません。

更新期間に乗り換えることができればいいですが、なかなかタイミングは合わないものです。

私も更新期間が合わず、ソフトバンクの解約手数料に9,500円支払いました。

 

そんな時、例えばソフトバンクからdocomoへ乗り換えようとすると、docomoはこの解約手数料を立て替えてくれます。

これが大手キャリアの1つのメリットとなりますが、格安SIMに乗り換える際は、この解約手数料を立て替えてくれません。

私の場合、最終月に21,000円支払うことになりました。

 

しかし、仮にソフトバンクで契約を続けても3ヶ月で27,000円支払っていたことになります。

格安SIMに乗り換え後はソフトバンクの解約手数料諸々を含めても、21,000円+LINEモバイル基本料金3ヶ月分5,100円=26,100円となり、3ヶ月で解約手数料分は補填できることになります。

格安SIMに乗り換えることにより解約手数料はかかってしまいますが、すぐに元は取れるので金額面では特に問題ないでしょう。

 

通信速度は遅くないの?

格安SIMは通信速度が遅いのが課題となっています。

これだけの安さなので、仕方ない部分はあると思います。

それではLINEモバイル、その中でもリリースされたばかりのソフトバンク回線の速度はどうなのでしょうか?

実際に1週間、混雑する時間に絞って計測してみました。

なお、各用途で快適に使用できる速度の目安は下記表の通りです。

使用用途 速度目安
LINE 200Kbps
ネットサーフィン 1Mbps
YouTube(低画質) 1Mbps
YouTube(高画質) 3Mbps

この表を踏まえ、通信速度の結果を見ていきます。

 

朝(7時~9時)の通信速度

 

昼(12時~13時)の通信速度

 

夜(18時~20時)の通信速度

 

10Mbpsもあれば、動画もかなり快適に見れる速度となります。

これは格安SIMの中でも最高レベルの速さとなっています。

よって、2018年9月時点では、ソフトバンク回線のLINEモバイルの速度は非常に良いと言えるでしょう!

ただし、今後のユーザー増加に伴い、通信速度が衰えていく可能性あります。

ご注意ください。

 

LINEモバイルのまとめ

LINEモバイルの特徴と筆者がいくら節約できたのかご紹介しました。

LINEモバイルに限らずですが、大手キャリアの携帯電話を契約している方は、格安SIMに乗り換えることにより大幅な金額を節約することができます。

私の場合、それが7万円にものぼります。

さらに、安いところに目が行きがちですが、テザリングが無料であったり速度も十分速かったりと、機能も充実しています。

やはり格安SIMの選定ポイントに通信速度を上げる人が多いです。

LINEモバイルのソフトバンク回線は現状かなり速いので、乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか?

最後までお読み頂きありがとうございました!